
「負けるのが怖い」から一歩前へ。百人一首が育てた“心の強さ”とリスペクト 日本伝統文化体験in大江会場
- たくちゃんせんせー(佐藤 琢朗)
- 12月14日
- 読了時間: 3分
12月13日(土)、日本の伝統文化に触れる
「五色百人一首 体験会」を開催しました。
今回取り組んだのは、通常の百人一首を子供向けに工夫した
「五色百人一首」。
100枚すべてを使うのではなく、
20枚ずつ・5色に分けて対戦するため、
・短時間で勝負がつく
・覚える量が少なく挑戦しやすい
・集中力が最後まで続く
という、子供にとって非常に“入りやすい”仕組みになっています。
活動の様子
【座って向き合い、真剣に札を狙っている】
背筋を伸ばし、読み手の声に神経を集中させる子供たち。
静まり返った空間に、「はい!」と札を取る音が響きます。
遊びのようで、空気は本気。
このほどよい緊張感こそが、子供の集中力と成長を引き出します。
■ 今回、いちばん大切にした“裏テーマ”
実は今回の活動には、明確な裏テーマがありました。
それは、
「レジリエンス(心の回復力)」と「他者へのリスペクト」。
最近、
・負けるのが怖くて挑戦できない
・負けた瞬間にやる気を失う
・勝ち負けで自己肯定感が大きく揺れる
そんな子供たちの姿を、学校や家庭でよく見かけます。
でも、勝負には必ず勝ち負けがある。
だからこそ、対戦前に子供たちとたった一つの約束をしました。
「勝つこともある。負けることもある。
でも一番大切なのは、相手をリスペクトすること。」
この一言で、場の空気が変わりました。
負けても相手を称える子。
勝っても静かに次の勝負へ向かう子。
勝敗以上に、“姿勢”が育つ時間になったと感じています。
■ 真剣勝負のあとは、クリエイティブタイム

こちらは、今回のルール説明に使ったホワイトボード。
五色百人一首ならではの
「裏を見て上の句を覚える方法」
「札の並べ方のコツ」
を図で説明しています。
……が、よく見ると、
カービィやキャラクターの落書きがあちこちに(笑)
休憩時間には、子供たちが自然と集まり、
「これ描いていい?」
「次、ぼくも描きたい!」
と大盛り上がり。
やるときは真剣に。楽しむときは全力で。
この切り替えができること自体、立派な成長です。
■ まとめ 〜百人一首で育つ、目に見えない力〜
今回の90分間で、子供たちは
・札を取る技術
・記憶力や集中力
だけでなく、
・負けを受け止める力
・感情をコントロールする力
・相手を尊重する態度
といった、これからの社会で本当に必要な力を体感してくれました。
勉強ができること以上に、
「挑戦できる心」「折れても立ち直る力」。
これからも、
子供の“心の土台”を育てる学びの場を大切にしていきます。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。














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