宮嶋利治学術財団で初の環境活動
- たくちゃんせんせー(佐藤 琢朗)
- 3 時間前
- 読了時間: 4分
3/20の春分の日。
熊本県八代市、青空の下に掲げられた「公益財団法人 宮嶋利治学術財団」の看板。
ここが、今回の「100万本のどんぐりの仲間たちを創る」壮大な旅の舞台です。
今回の理科教室、そのテーマは「環境問題を実験によって確かめよう」。
しかし、私たちが目指したのは、単に問題を学ぶことではありません。
子供たち一人ひとりが、地球に緑を増やす「科学者」となり、自分たちの手で未来の森を創り出す、その熱い宣言の場でした。
どんぐりを守る、科学の目
生き物が育つために必要な、クリーンな空気、優しい雨、豊かな太陽、そして命の水。それらが今危ないこと。
これらを科学的に体験しながら納得すること。
それが、今回の授業の核心です。
子供たちは、真剣な眼差しで実験に取り組みました。
「空気の問題」
「太陽の問題」を通じて、どんぐりが成長するためのエネルギー源と環境を学び、
「水の問題」では、どんぐりが生きるために不可欠な命の水を、その質まで確かめました。
最も手ごたえがあったのは、「酸性雨の問題」に切り込んだ、車の排気ガスの実験です。
「排ガスを集めて、酸性かどうか確かめるんだ」。車の排ガスを袋に貯め、一生懸命に振りました。しかし、予想に反して、強い酸性の反応は出ませんでした。
予備実験を行っていなかったため、一瞬焦りが走りました。しかし、そこで私は気づいたのです。「これこそが、生きた教材だ」と。
「みんな、見て! 酸性にならないということは、それだけ今の車の排気ガスはクリーンになっているんだよ」。
この言葉に、子供たちと大人の顔に驚きと希望の色が浮かびました。
人間と自然の共生について、科学的な事実から深く考える機会となったのです。
逆流しないように注意を払いながら行ったこの実験は、クリーンな未来への確かな一歩を科学で確認する、素晴らしい瞬間となりました。
100万本の苗木、それは子供たち自身
今回の授業には、1年生から6年生まで、多種多様な子供たちが集まりました。低学年が多く、レベルを合わせるのが難しいクラス。
しかし、そこはアドレナリンが湧き出るような楽しい雰囲気を作り出しました。
気づけば、低学年の子供たちも「自分たちのどんぐり」を守るために、発表し始めていました。笑いを誘う子供らしい発言で場を和ませる男の子、知識で班を引っ張る詳しい女の子、そして頼れるリーダーシップを発揮する5、6年生。
彼らの個性が、森の多様性のように、教室全体を一瞬にして「どんぐりの仲間たち」という一つの大きな生命体へと変えていったのです。
どんぐりを育むコミュニティの土壌
そして、何より素晴らしかったのは、保護者の方々の存在です。
私は最初に、「口や手を出さず、見守ってください。しかし、危ない時だけはお手伝いをお願いします」とお願いしました。
これは、大人にとって一番我慢が必要なこと。
しかし、保護者の皆さんは、その言葉を忠実に守り、子供たちの主体性を尊重しつつ、必要な時にそっと手を差し伸べてくれました。
最後の水の実験は、屋外で行いました。
その姿を、大勢の大人たちが温かく見守っています。
この温かく、協力的なコミュニティこそが、100万本のどんぐりが育つための、最も豊かな土壌だと私は確信しました。
1年後の再会と、果てなき旅
1時間半という限られた時間で、4つもの実験を詰め込んだため、時間は15分押してしまいました。
しかし、大満足の表情で終わった子供たち。ある男の子は、私にこう言ってくれました。
「もっと先生の話が聞きたかったから、時間が延びたなんて言わなかったです」。
この言葉こそ、私たちの活動が子供たちの心に深く根付いた証拠です。
手ごたえは十分。
熊本県八代市の宮嶋利治学術財団という素晴らしい支援のもと、来年3月20日のスケジュールがすでに決定しました。これはどんぐり100万本に向けた、終わりのない旅の、確かな次のマイルストーンです。
この財団は非常に良心的なので、あまり告知しなくてもすぐに席が埋まってしまうそう。その愛され方こそ、どんぐりプロジェクトが地域に必要とされていることの証明です。
私たちは、これからも、この100万本のどんぐりの仲間たちを、科学と情熱とコミュニティの力で育み続けます。熊本の八代市から、未来の大きな森へ、旅は始まったばかりです。
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私たちの活動は、教室を飛び出し、地域全体で大きな森を育むプロジェクトへと進化しています。
「100万本のどんぐり」の夢を共有し、共に科を楽しみ、森を創り、未来を考えたい。そんな仲間をオープンチャットで募集しています。
・活動情報の共有: 次回の理科教室、どんぐり植樹イベント、ボランティア募集など。
・科学と自然の交流: どんぐりの観察記録、環境問題に関する気づき、科学的な発見など。
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