
第7回 アイデア発明コース
- たくちゃんせんせー(佐藤 琢朗)
- 10月4日
- 読了時間: 2分
9月20日(土)の活動では、九州各地の発明クラブの方々が見学に来られ、いつも以上に活気ある雰囲気となりました。
テーマは「夏休みに仕上げた発明の成果発表」。子どもたちはそれぞれ、自分のペースで発表準備や仕上げを行い、個性豊かなアイデアを披露してくれました。
冒頭では、スティーブ・ジョブズのiPhone発表プレゼンを例にあげながら、「プレゼンとは何か?」を紹介。子どもたちも世界的に有名なプレゼンをヒントに、自分なりの伝え方を考え始めました。
📸 活動の様子から
ホワイトボードには、子どもたちの発明名がずらり。「片手でキレイキレイVer.2」「スーパ―ひさしクン」「スルスルカード仕分けき」「コンパクトテープカットクリッパー」など、ユニークで実用的なアイデアが並びました。
私から「プレゼンに必要な4つのこと(コンテンツ・ストーリー・発表態度・伝える手段)」が紹介され、子どもたちは真剣に耳を傾けます。
発表では、大きなスクリーンを使い、自作のスケッチや完成品を堂々と説明する子どもたちの姿が印象的でした。
女の子が手描きの設計図を指さしながら、改良点を解説。
別の子は実際に試作品をスクリーンに映し出し、仕組みを説明。
また、テープカッターの改良を提案した子は、実物の映像を示しながら「ここを工夫した」と力強くプレゼン。
「スルスルカード仕分けき」を紹介した子は、自宅で制作した木製の仕組みを大画面で披露しました。
子どもたちは、発明を完成させるだけでなく「どう伝えるか」という新しい課題にも挑戦中です。最初は緊張気味でしたが、発表を重ねるごとに声も大きくなり、表情も生き生きとしてきました。
今回の活動を通して、「発明は作って終わりではなく、人に伝えるところまでが大切」という気づきを得られたようです。次回はこの発表からプレゼンを作成し、さらにブラッシュアップしていく予定です。
会場には子どもたちの真剣さと、発明の楽しさを共有する温かい雰囲気が満ちあふれていました。九州各地のクラブを運営する方々も「レベルが高いですね。」と感嘆の声をあげていました。


















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