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【報告】第3・4回アイデア発明コース

更新日:6月22日

今回は、これまでの学びを土台に、それぞれが温めてきた発明のアイディアをさらにブラッシュアップしていきました。


4人のメンバーが、それぞれの「大切にしたいこと」や「こんなふうに世界をよくしたい」という想いを、自分の言葉で語りながら、仲間と一緒に形にしていくプロセスはまさに“共創”。お互いの発想に刺激を受けながら、少しずつアイディアが具体的なカタチになっていきました。


アイディアの方向性が見えてきたところで、いよいよ買い出しへ。

自分の発想をカタチにするために、店員さんと相談しながら材料を探すその姿は、まさに小さな研究者・技術者そのものです。


今回は一人あたり¥3,000の研究費。限られた中で何を選び、どう使うか。その選択にも子どもたちの「思考」と「工夫」が光っていました。


頭の中にあったイメージが、少しずつ現実世界に立ち上がってくる。

そんな“ものづくり”の喜びと、仲間とともに創る楽しさに満ちた、素晴らしい一日でした。



【発明クラブでの気づき】


今回の活動を通して、子どもたちの「まだ言葉になっていない想い」を引き出すことの大切さを改めて実感しました。

問いかけを重ねながら、少しずつ自分の考えを言語化していく過程は、まるで頭の中の地図を一緒に描いていくような時間でした。


特に印象的だったのは、あやかさんとのやりとりです。

彼女の中にある思いを言葉にしていくことで、ぼんやりしていたアイディアがくっきりと浮かび上がり、それをどう形にしていくかを一緒に考える時間はとても楽しいものでした。

彼女のイメージと、私の理解が重なり合っていくプロセスは、まさに“共同創造”の時間でした。


すずなさんも、自分の中でイメージが少しずつ整理され、輪郭が見えてきたようでした。

「こういうのがいい!」と、自分の言葉で発想を確かめながら進んでいく姿は、とても頼もしく感じました。


そして、けいじろうさんとそうたさんは、ご家庭ともしっかり相談しながら、材料やアイディアの組み合わせを楽しんでいる様子でした。

自分の想いを周囲と共有しながら発明を深めていく姿に、学びの広がりと深まりを感じました。


子どもたち一人ひとりの中にある「まだ見ぬカタチ」が、少しずつこの世界に現れていく——

そんな瞬間に立ち会える喜びを感じた、豊かな一日でした。


 
 
 

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